1992年以降、日本やブラジルにおいてアガリクスが大量に人工栽培されるようになり、その後中国や韓国や台湾においても栽培されていて、世界的にその消費量は増え続けています。そして現在、日本国内で流通しているアガリクスの量は、年間500トンともいわれています。それに伴って、市場にはさまざまなアガリクス製品が出回ってきました。乾燥させたものを煎じたり粉末にしたもの、さらには濃縮エキスにしたものや、タンク培養して酵素処理をしたものなど多種多様でどれを選んでいいのかわからないというのが現状です。
このように製品が多様化している背景には、有用成分の吸収率の問題をはじめ、保存や形状や生産効率さらに飲みやすさや価格にいたるまで、いろいろな問題がたくさんあるからです。 |
乾燥アガリクス
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アガリクスの子実体を乾燥させたもので、それを煎じて飲む(熱水抽出)というオーソドックスな方法です。乾燥させた薬草を煎じて飲むような感覚で、アガリクスそのものを飲んでいるという安心感もあって根強い愛用者がいます。しかしいくつかのデメリットもあります。

■煎じるのに手間ひまがかかり、継続して飲みにくい。 ■有用成分である多糖体の中には、熱水では簡単に抽出できない ものもあって成分が無駄になる。 ■加熱処理をするために、ビタミンなど他の成分が失われる。 ■抽出されたβグルカンは高分子なので、体内吸収率が低くなる。 ■味、臭いが独特で飲みにくい。 ■保存が難しい。 ■アガリクスを人工栽培している培地によっては成分に差がある。
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乾燥アガリクス粉末タイプ
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| 乾燥アガリクスを細かく砕いて粉末にしたものと、それを練り固めて錠剤にしたものがあります。煎じた液よりは飲みやすいかもしれませんが、ただ粉末にしただけで高分子の多糖類であることには変わりはなく、有用成分の吸収はあまり期待できません。 |
レトルトパックタイプ
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| 乾燥アガリクスから熱水抽出した液を、レトルトパックしたものです。内容的には乾燥アガリクスを煎じたものとほとんど変わりません。 |
乾燥アガリクス濃縮エキス
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| 乾燥アガリクスを煎じて、その液を濃縮したもので、液体・錠剤・粉末・顆粒などにして製品化したものです。飲みやすいのが特徴ですが高分子のままです。 |
酵素処理アガリクス
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アガリクスの菌糸体(根っこの部分)をタンク培養して、それを特殊な酵素で分解し、濃度を高めたものです。低分子化されていて従来の乾燥したものよりもはるかに吸収率が高いのが特徴です。 非常に優れた製品ですが、菌糸体のみを酵素処理しているため、キノコ本体の子実体に含まれる成分は取り出すことはできません。そのうえ、抽出過程で生のアガリクスに含まれる有用成分も失われてしまいますので、100%アガリクスの成分を取り出すことができないのです。 |
発酵アガリクス
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| 生のアガリクス茸の子実体をケフィアという乳酸菌で発酵させて作りました。自己分解酵素が強いため、非常に腐りやすいアガリクスを生で保存する方法として発酵という技術を用いたものです。この方法が従来の製品よりも吸収力が高いことが、動物実験などで証明されています。 |